ロジつくる。復刻版 #01|化粧品OEM「価格決定のポイント」― 容器について ―
化粧品の商品開発ブログ
2026.08.03

「ロジつくる。」はじめます。
化粧品は、どのようにつくられているのでしょうか。中身の処方はもちろん、容器、化粧箱、シール、原料、香り、製造方法など、
一つの商品ができあがるまでには、さまざまな「つくる」があります。
株式会社ロジックは、1980年の創業以来、化粧品の企画・製造に携わってきました。
そんな化粧品メーカーだからこそお伝えできる、
化粧品づくりの「なぜ?」や「なるほど」を、新シリーズ「ロジつくる。」として発信していきます。
最初の6回は、旧ホームページの人気記事を復刻
「ロジつくる。」のスタートは、以前の株式会社ロジック公式ホームページで掲載していた、「化粧品OEM 価格決定のポイント」を、全6回の復刻版としてお届けします。
当時、OEMをご検討中のお客様にもお読みいただき、商談の際に記事の内容についてお話しいただくこともあったシリーズです。
そして、当時この記事を担当していたOEM担当 川瀬は、現在も弊社で化粧品OEMの商品づくりに携わっています。
旧記事の内容や考え方を活かしながら、あらためて皆さまにお届けします。
弊社でOEMをご検討いただいている方はもちろん、他社様での製造も含め、
これから化粧品OEMを検討される方にも商品づくりの参考にしていただければ幸いです。
復刻版 #01のテーマは、「容器」です。
化粧品OEMでは「容器」も価格を左右する大切なポイントオリジナル化粧品を企画するとき、
「こんなボトルにしたい」
「高級感のある容器にしたい」
「ブランドカラーの容器をつくりたい」
など、容器に対するイメージをお持ちの方も多いと思います。
化粧品OEMでは、中身だけでなく、容器も価格を決める大きな要素のひとつです。
一見よく似た容器でも、素材や仕様、仕入先、発注数量などによって価格が変わることがあります。商品イメージだけでなく、販売価格や製造数量、中身との相性なども含めて容器を選定することがポイントになります。
ロジつくる。POINT ① OEM担当 川瀬の見極めポイント|容器素材
化粧品容器には、PP(ポリプロピレン)
PE(ポリエチレン)
PET(ポリエチレンテレフタレート)
ガラス
など、さまざまな素材があります。
旧記事では、ヘアケア用品やクレンジングなど比較的販売価格を抑えたい商品では樹脂容器を、
高価格帯の商品では肉厚な樹脂容器やガラス瓶などを選択肢としてご紹介していました。
ただし、容器は価格や見た目だけで決めるものではありません。
中身の処方との相性や、光・空気などの影響についても考える必要があります。
「どの容器が安いか」ではなく、「どんな商品をつくりたいのか」から容器を考える。
これが大切なポイントです。
ロジつくる。POINT ② OEM担当 川瀬の見極めポイント|キャップ・ポンプ
容器というとボトル本体に目が向きがちですが、キャップやポンプなども価格に関係します。旧記事では、一例として、
スクリューキャップ < ワンタッチキャップ < ポンプ
の順に価格が上がる傾向をご紹介していました。
ポンプなどは構成する部品が増えるため、容器全体としてのコストも高くなる傾向があります。
一方で、キャップやポンプは商品の使いやすさにも直結します。
価格だけで判断するのではなく、
商品の使い方・販売価格・デザイン・使いやすさ
などとのバランスを考えて選ぶことが重要です。

ロジつくる。POINT ③ OEM担当 川瀬の見極めポイント|印刷・着色
オリジナル化粧品では、「容器に直接ブランドロゴを印刷したい」
「オリジナルカラーのボトルにしたい」
といったご希望もあります。
そこで関係してくるのが「LOT(発注数量)」です。
旧記事掲載時には一つの目安として、
容器印刷:LOT 1,000本~
容器着色:LOT 3,000本~
とご紹介していました。
また、着色加工や印刷する色数が増えるほど、価格も上がる傾向があります。
例えば化粧箱を使用する商品なら、容器本体への印刷をシンプルにして色数を抑え、
化粧箱側で色やデザインを表現するという方法もあります。
容器単体だけで考えるのではなく、容器+化粧箱+シールなど、商品全体でデザインとコストを考える。
これも化粧品OEMでは大切な考え方です。
※印刷・着色の最低LOTや加工条件は、容器メーカーや仕様などによって異なります。上記は旧記事掲載時の一例です。

ロジつくる。POINT ④ OEM担当 川瀬の見極めポイント|小ロットと容器選び
初めてオリジナル化粧品をつくられる場合、「まずは小ロットから始めたい」というご相談もあります。
ここで知っておきたいのが、化粧品の製造数量と容器の最低発注数量が、必ずしも同じではないということです。
例えば500本の化粧品をつくりたいと思っても、希望する仕様の容器は1,000本からでなければ印刷できない、といったケースも考えられます。
旧記事では一つの方法として、
容器を1,000本用意し、そのうち500本を製品化して、残りの容器を保有する
という考え方もご紹介していました。
もちろん、中身の処方や内容量、容器の仕様、保管条件などによって対応できない場合もあります。
だからこそ、
「何本つくりたいか」だけではなく、中身・容器・資材を含めて商品全体を設計することが重要になります。
容器は「価格」だけで選ばない
化粧品の容器は、商品の第一印象にも関わる大切な存在です。そして価格には、
素材
キャップ・ポンプ
印刷
着色
発注LOT
中身との相性
など、さまざまな条件が関係します。
高価な容器を選べば良いというわけでも、安価な容器を選べば良いというわけでもありません。
つくりたい商品のコンセプト、販売価格、販売数量などに合わせて、適切な容器を選ぶこと。
容器選びも、化粧品づくりの大切な一部です。
化粧品OEMをご検討中の方へ
株式会社ロジックでは、中身の処方だけではなく、容器や資材なども含めた化粧品づくりについてご相談いただけます。「まだ商品企画が固まっていない」
「希望している容器が使えるか知りたい」
「このくらいの数量なら、どんな商品がつくれる?」
そんな企画段階からのご相談でも構いません。
弊社での製造に限らず、これから化粧品OEMを検討される皆さまの商品づくりの参考になれば幸いです。
▶ 化粧品OEMについてのお問い合わせはこちら
お問い合わせ先:
株式会社ロジック お問い合わせフォーム
次回「ロジつくる。復刻版 #02」は、
化粧品OEM「価格決定のポイント」― 化粧箱について ― をご紹介します。

