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ロジつくる。復刻版 #03|化粧品OEM「価格決定のポイント」― シールについて ―

化粧品の商品開発ブログ

2026.08.31

化粧品OEM「価格決定のポイント」復刻版 #03

株式会社ロジックがお届けする「ロジつくる。」
以前の公式ホームページで掲載していた「化粧品OEM 価格決定のポイント」を全6回を復刻版としてお届けしています。

#01「容器」#02「化粧箱」に続いて、今回のテーマは「シール」です。

化粧品の商品づくりでは、容器に直接印刷するだけでなく、商品名やデザイン、表示などをシールで表現する方法があります。
特に小ロットの商品では、容器への直接印刷と比較しながら、シールを選択肢として検討することがあります。
しかし、シールは単に「印刷して貼ればよい」というものでもありません。
今回も、現在OEMを担当している川瀬の視点から、商品づくりと価格に関係するポイントをご紹介します。

小ロットの商品づくりにも活用できる「シール」

旧記事では、シールを活用する例として、
 ・「容器印刷の最低LOTでは数量が多すぎる」
 ・「同じ着色容器を、複数の商品に振り分けて使いたい」
 ・「容器へ多色印刷するとコストが高くなる」
といったケースをご紹介していました。

同じ容器を使いながらシールのデザインを変えるなど、商品設計の工夫にも利用できます。
一方で、価格だけを見てシールを選ぶのではなく、
容器との相性や製造現場での作業性まで考えることが大切です。

ロジつくる。POINT ① OEM担当 川瀬の見極めポイント|印刷方法とLOT

旧記事では、外注によるシール製造は1,000枚~をひとつの目安としてご紹介していました。
一方、小ロットの場合にはオンデマンド印刷などを活用する方法もあります。
数量が少ない商品だからといって、必ずしもシールが割高になるとは限りません。
「何枚必要なのか」「どのような品質・仕様が必要なのか」
を確認しながら、商品に合った印刷方法を選ぶことがポイントです。
※最低LOTや対応可能な加工・仕様は、印刷会社や設備などによって異なります。


ロジつくる。POINT ② OEM担当 川瀬の見極めポイント|容器とシールの相性

シールを考えるうえで、見落としたくないのが容器との相性です。
旧記事では、容器によっては、時間の経過とともに中身の影響を受けてシールが剥がれる場合や、
容器にわずかな湾曲があることでシールにシワが生じる場合があることをご紹介していました。

つまり、
「デザイン上はきれいに見える」=「実際の商品に適している」
とは限りません。

容器の材質や形状、シールの素材・粘着性、内容物なども考えながら検討していく必要があります。


ロジつくる。POINT ③ OEM担当 川瀬の見極めポイント|デザインと「貼りやすさ」

ここは、旧記事でも特にお伝えしたかったポイントです。
シールをデザインするときは、見た目だけでなく、製造現場で貼りやすいかどうかも考えておくことをおすすめします。

容器によって、
 ・巻くように貼るシールが適しているもの
 ・表・裏に分けて貼る方が適しているもの
など、相性があります。

また、シールラベラーなどの設備を使用する場合には、設備側で対応できるシール形状にも条件があります。
旧記事では、印刷容器では日産約6,000本が平均だったのに対し、
貼りにくいシール仕様では1,500~1,800本程度まで生産力が低下するケースをご紹介していました。

これは旧記事掲載時の弊社での一例ですが、伝えたいことは現在もシンプルです。
「作業に時間がかかれば、製造コストにも影響します。」
シールも、デザインと製造性の両方から考えることが重要です。


ロジつくる。POINT ④ OEM担当 川瀬の見極めポイント|貼付位置の許容幅

「シールは、この位置にぴったり貼ってほしい」
もちろん、商品の見た目を整えるうえでは大切なことです。
ただし、手作業で貼る場合、貼付位置の精度を厳しく設定するほど、作業に時間がかかることがあります。
旧記事では、基準位置から誤差1mm以内などの厳しい条件を設定すると、
貼付作業に時間がかかる例をご紹介していました。
商品デザイン上、多少の位置差が問題にならないのであれば、
あらかじめ許容できる範囲を相談しておくことも一つの方法です。
「どこまでの仕上がり精度が商品として必要なのか」
ここまで考えて仕様を決めることが、コストと品質のバランスにつながります。


シールは「価格」だけで選ばない

シールには、
 ・小ロットへの対応
 ・デザインの変更がしやすい
 ・同じ容器を複数商品に活用できる
など、商品設計上のメリットがあります。

一方で、
 ・印刷方法・LOT
 ・容器との相性
 ・シールの形状
 ・貼りやすさ
 ・貼付位置の精度
などによって、実際の製造コストも変わってきます。

だからこそ、 
「シールそのものはいくらか」だけでなく、「商品として完成させるまでにどうつくるか」まで考えます。
これが化粧品OEMでシールを選ぶ際の大切なポイントです。

化粧品OEMをご検討中の方へ

株式会社ロジックでは、中身の処方だけでなく、容器・化粧箱・シールなどの資材も含めた商品づくりをご相談いただけます。
 ・「小ロットなので容器印刷以外の方法を考えたい」
 ・「この容器には、どんなシールが合う?」
 ・「デザインとコストのバランスを相談したい」
そんな企画段階からでもご相談ください。
中身・容器・資材、そして実際につくる現場まで。
商品全体を見ながら、一緒に考えていきます。

▶ 化粧品OEMについてのお問い合わせはこちら
株式会社ロジック お問い合わせフォーム

次回「ロジつくる。復刻版 #04」は、
化粧品OEM「価格決定のポイント」― 中身について ― をご紹介します。


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